プラレールアドバンス 0系新幹線 Nゲージ化

(写真をクリックすると拡大します。)

プラレールアドバンスはタカラトミーから発売されている鉄道玩具です。 プラレール1車両が走るレールを2車線に見立て車両を走行させます。 断面は、Nゲージとほぼ同じです。プラレールのカーブレールですれ違いをさせるため車体長は少し短くなっています。
プラレールアドバンスの公式ホームページはこちらです。
スケールモデルより少し短く、Bトレインショーティーより少し長いのでNゲージ化したプラレールアドバンス車両を当鉄道では「チュー(中)トレイン」と呼称しています。(^^) そのチュー(中)トレイン第2弾として0系新幹線をNゲージ化してみました。スカートをそのまま利用し、かつR103通過を目標としたため「しまかぜ」と比べて加工に手間が掛かってしまいました。

走行動画はこちら。
走行動画「しまかぜ&0系新幹線のすれ違いテスト」はこちら。
走行動画「新幹線0系&E4系Maxのすれ違い走行」はこちら。
走行動画「4列車同時運転ミニレイアウト(仮)」はこちら。

先頭車の内側です。車軸を押さえる部分をニッパーでカットします。   
床板は鉄コレの余ったパーツを切り継いで作製しました。スカートがあるので普通の台車は幅が広すぎて使えません。今回はBトレ用台車をレリーフ無しで使います。床板には台車の集電用の接点を避けるための穴を開けます。
裏面にプラスチック片を貼り付けて補強しています。
アドバンスに付いていた重りを両面テープで貼り付けています。写真の白い部分は両面テープです。車体への固定はこの両面テープで行います。
車体に床板を貼り付けたところです。スカートが付くので床板と車体には隙間を設けてあります。
スカートは写真のように加工しました。一番前の車輪が当たりそうな部分はかなり細く削り込んでいます。
Bトレ用台車を取り付けたところです。幅が狭いので台車レリーフは使用しません。写真は台車を目一杯曲げた状態です。R103を何とか通過します。
パンタは車体と一体成型なので削り落とします。完全に削ると後の仕上げに手間がかかるので取り合えず平らになるまで削ります。
削った後、銀色で塗装しパンタ取り付け用の穴を開けます。
パンタは手元にあったKATOの下枠交差型PS22を取り付けました。新幹線用と比べるとかなり大きいですが、まあ良しとします。
動力無し中間車のボディーです。先頭車と同じく車軸を押さえる部分をニッパーでカットします。
シャーシは余っていた鉄コレ15メートル級のパーツを使用します。台車の集用シューと車体内の補強用リブを避けるため加工しています。
ミニ4駆用の重りを貼り付けました。
シャーシ裏面です。
シャーシを取り付けたところです。スカートを取り付けるためシャーシと車体の間に隙間が出来るようシャーシ側面を少し削って細くしています。
スカートは写真のように加工します。台車が振れても車輪がスカートに接触しないよう部分的にかなり細く削っています。
スカート裏面です。
細く削ったところを拡大してみました。
台車を取り付けたところです。
動力車のスカートは写真の様に加工します。
スカートの裏側です。他の車両と同じくスカートと車輪が接触しないようにスカート内側を削り込んでいます。
動力とスカートを取り付けたところです。 動力は「しまかぜ」に使用したTM−02と同じ寸法で銀色車輪のTM−04を使用しました。 動力には全く加工していません。動力の幅より車体内側の幅のほうが1ミリほど広いので動力の固定には少し厚みのある両面テープを使っています。
パンタ付き先頭車その1。
パンタ付き先頭車その2。
動力無し中間車その1。
動力無し中間車その2。
動力車その1。
動力車その2。
パンタ無し先頭車その1。
パンタ無し先頭車その2。
とりあえず完成しました。
窓が抜けてないのが残念ですが、なかなかの造形です。
編成全体その1。
編成全体その2。
編成全体その3。やや上から見たところです。
写真の様にR103も通過しますがBトレ用台車は転がり抵抗が大きくやや苦しいです。車輪に滑り止め用のゴムを一つ追加したら多少ましになりました。R140は問題なく通過します。
3種類並べてみました。上からKATOのスケールモデル、真ん中が今回作製したチュー(中)トレイン、一番下がバンダイのBトレインショーティーです。
前から見るとBトレインは幅が広いですね。
プラレールアドバンスの先頭部はスケールに近いです。
プラレールアドバンスはショーティー化されてもかっこ良さを失っていません。逆にBトレは昔デパートの屋上にあった子供用の乗り物みたいで愛嬌がありこちらもまた魅力的です。
妻面を見るとやはりスケールモデルとBトレに軍配が上がります。