プラレールアドバンス E4系新幹線Max Nゲージ化

(写真をクリックすると拡大します。)

プラレールアドバンスはタカラトミーから発売されている鉄道玩具です。 プラレール1車両が走るレールを2車線に見立て車両を走行させます。 断面は、Nゲージとほぼ同じです。プラレールのカーブレールですれ違いをさせるため車体長は少し短くなっています。
スケールモデルより少し短く、Bトレインショーティーより少し長いのでNゲージ化したプラレールアドバンスを当鉄道では「チュー(中)トレイン」と呼称しています。(^^)
プラレールアドバンスの公式ホームページはこちらです。

走行動画はこちら。
走行動画「新幹線0系&E4系Maxのすれ違い走行」はこちら。
走行動画「4列車同時運転ミニレイアウト(仮)」はこちら。

E4系新幹線MaxはNゲージで既に製品化されていますがBトレインでは発売されていません。 と言うことでNゲージ化してみました。   
開封した状態です。 最近の新幹線はノーズが長いのでショーティー化が難しそうですがアドバンスシリーズはカッコ良さを保ちながらうまくショーティー化出来ていると思います。
早速動力車を分解してみました。なんと!1階と2階で分離する構造になっています。N化は大変そうな予感…。
鉄道コレクションの15m級動力TM−02と並べてみました。 台車間距離が若干違いますが何とかごまかせそうなレベルです。 今回は手元にあったTM−02動力を使用しましたが新たに購入する場合は同寸法で銀色車輪のTM−04の方が良いと思います。
動力車1階部分の加工前の状態です。
動力車1階部分の加工後。台車部分は削り取ります。
上から見たところです。
動力を組み込みます。底面と側面に両面テープを貼って固定します。動力には全く手を加えていません。
裏面から見たところです。車端部にスカートがあるのでこれ以上台車の首を振ることが出来ません。 R103は通過できませんがR140は問題なく通過出来ます。
車体を被せたところです。台車レリーフは鉄コレ長野電鉄2000系用を使用しています。台車の位置が若干外寄りになっています。 パンタを交換したいところですが取り付け位置が狭くてそのままではパンタが取り付けられないので現状ノーマルのままです。 スイッチ部はプラ板で塞ぐ予定です。
先頭車も1階と2階が分離します。運転台下の台車部分のスカートは他と比べると若干長めです。 このままでは普通の台車を取り付けることが出来ないのでこの部分だけBトレ用の台車を使用します。
1階部分は写真の様に加工します。台車部分を削り取ります。
上から見たところです。
床板は例によって鉄道コレクションの余った床板を切り継いで使用しています。
切り継いだ部分にプラ片を貼り付けて補強しミニ四駆用のウェイトを貼り付けました。
2階部分は写真の様に加工します。
床板を両面テープで貼り付けます。
組み立てた状態です。
前部台車はBトレイン用台車を使用しています。台車レリーフは付けていません。 台車の首が振れるようにスカートの内側を削っています。
後部台車はグリーンマックス製のFS369(たまたま安売りしてたので…。)を使用しています。 台車の首が振れるように台車前後の出っ張りを切断しています。カプラーはアーノルドカプラーのロングタイプに交換しました。
先頭車完成状態です。
動力無し中間車の1階部分は写真の用に加工します。
上から見たところです。
床板は余っていた鉄コレ用の床板を切り継いでいます。
台車は先頭車と同じくグリーンマックス製のFS369を使用しています。 台車も同様に加工しています。カプラーは手持ちの鉄コレ用カプラーロングタイプに交換しましたがあまり調子が良くないです。 いずれアーノルドカプラーのロングタイプに交換する予定です。
動力無し中間車完成状態。
Nゲージ化が完了しました。
編成全体。
先頭車1。
動力車。
動力無し中間車。
先頭車2。
R140を通過可能です。車端部のスカートを無くせばR103もいけそうですがとりあえずこのままで良しとします。
先頭車同士の連結でもR140を走行可能です。
直線とカーブの境目では先頭車がカーブの外側に飛び出しますが問題なく走行出来ます。
何とか完成しましたが新幹線等スカートのある車体のNゲージ化は加工する部分が多いので結構大変です。