トミックスEF81をBトレ化?

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トミックスEF81のジャンク品を300円で入手しました。片側の動力台車とパンタが欠品していて走行不能な状態だったのですが 改造してBトレ化出来そうだったので早速加工してみました。まずダイキャストフレームをカットします。写真右側が中間台車で左側が動力台車です。   
フレームをモーターギリギリまで削ります。運転台のドアの部分の窓ガラスが干渉するので左右を少し削って細くしています。
こちら側は無加工です。ヘッドライトも点灯します。 無動力台車側の方が重く、思ったほど牽引力が出ないので運転台にミニ四駆用ウェイトを貼り付けて補重しています。
中間台車には集電機能が無いのですが動力台車だけの集電では接触が不安定です。4つの車輪の内1つは滑り止めゴム車輪なので実質3輪集電になってしまうからです。 と言うことで中間台車でも集電出来るようにしてみました。まず銅板を写真のように曲げます。
シャーシに写真のように取り付けます。黒いプラパーツに両面テープで貼り付けています。写真に写っている白くて丸いパーツは台車の高さ調整をするためにプラ板から自作した物ですが後に不要となり撤去しています。
床下機器カバーを取り付けると銅板とシャーシがきちんと接触します。
F級機関車の中間台車は左右にスライドして急カーブでも走行出来るような構造になっていますが今回のような場合はスライドすると車体が斜めになったまま走行してしまい逆に困るのでプラ板で写真のようなパーツを作製して 中間台車が左右にスライドしないようにしました。またプラ板を重ね合わせる時に銅板を挟みこんで集電シューとしました。台車の長方形のくぼみに白い部分がはまり込むようになっています。
反対側です。
中間台車に取り付けたところです。
ボディーは写真のようにカットしました。
塗装しなおすのが面倒なのでそのまま接着しました。
反対側です。
中間台車側はスカートをフレームに固定できないのでゴム系接着剤で車体に固定します。固定したスカートにKATOの連結器をネジで取り付けました。 左右に大きく首を振れるようにしてR103でも走行出来るようにしています。
連結器の首を目いっぱい振った状態です。
パンタは手元にあったKATOの下枠交差型を取り付けています。
動力台車側です。ライトはこちら側しか点灯しません。ジャンパー線等の加工も施されているので運転時はこちらが前になります。
中間台車側です。ライトは点灯しません。連結器の振れ幅を大きくとってあるので運転時はこちらが後ろになります。
小さくてなかなか感じのいい機関車になりましたが重量バランスが悪くて牽引力はいまひとつです。中間台車側のウェイトを削るなどして調整が必要です。ていうか側面のナンバープレートが無いっす!

走行動画はこちら。