可変長スクリーンの電動化T

可変長風防壱型からの懸案事項(大げさ?)だった可変機構の電動化ですがようやく形になったかな?

(写真をクリックすると拡大します。)

自分のマジェはスクリーン内部にオーディオのコントロールパネルが取りつけてあるので 取り付けスペースにあまり余裕がありません。今回は、とにかく可変機構をコンパクトにまとめる事と 現在の可変機構を大きく改造しない事を重点に置いて設計しました。
スライド用のカーテンレールの中に250ミリの長いネジを通しそのネジを回転させる事により スライド部分を前後させる構造になっています。ギアが3つ見えますが一番上のギアの中心に 前述の長いネジが通っています。一番下のギアからさらにスクリーンの下にシャフトが伸びていて その先にギアボックスとモーターが付きます。写真の3つのギアはラジコン用の部品を使用しています。 スライド部分は結構力が要るのでモーターに少しでも負担がかからないように上にいくほど歯数を多くして 減速するようにしたのですが・・・。
こちらがスライド部分です。アルミ板をL型に折り曲げた物を取り付けタップでネジ穴を切ります。 その中に上写真で説明した長いネジをねじ込みます。このネジを回転させるとスライド部分が前後にスライドします。
こちらが動力部分です。タミヤのユニバーサルギアボックスを使用しています。 この製品はギア比と出力シャフトの方向を変える事が出来るのでなかなか便利です。 昔、夏休みの工作で使っていた高速ギアボックスとか強力ギアボックスを使おうと思って捜していたんですが、 この製品が出たため絶版になったそうです。ちょっと寂しかったです。(^^) ギア比は3段階に変えられますが今回は一番高速側にしています。 このギアセットはFA130モーターが標準で付いてきます。ただこのモーターは定格が3Vまでなので バイクの電源をそのまま使うことが出来ません。現在は仮り付けなのでとりあえず乾電池で動くようにしています。

とりあえず動くようになったのですが、とにかく「オッセーッ!」の一言です。 スクリーンが完全に伸びるまで2分くらいかかります。(爆) スクリーンを動かすのは手でやっても結構力が要るのでとにかく減速することを考えていたら減速しすぎてしまいました。 あと機械音も相当うるさいです。ナイミにで皆さんに見せた時も「これ動いてるんですよ」って説明しないと 凄い音がしてるんだけど何が起こってるのか分からないという状態です。実用にはまだまだですね。 今後の改良予定ですがスロットカーなどに使われているモーターがFA130とほぼ同寸で定格電圧も高いので いずれそれに交換する予定でいます。モーターの回転数も高そうなんでスクリーンも、 もうちょっと早く動くかなってちょっと期待してるんですけどどうでしょう? ギアの交換も必要になってくるかもしれません。 今回スクリーンが動くところの動画をホームページに上げようかと思ってたんですが 時間がかかりすぎて無理!っていうか最後まで見る人が誰もいないんじゃないかという事で次回まで見送ります。 もうちょっとましになったらまたアップしますです。