幻の2003ヘソミ仕様(可変長風防、四型)

ヘソミに備えて可変長スクリーンが復活。今まではスクリーンをアクリルで自作していたので 直線的な加工しか出来ず、スタイリングがいまいちだったのですが、今回は中古パーツ屋で購入した スクリーンを使用して緩やかな曲線のシルエットになったので、ちょっとは、ましになったかな。(^^)

スクリーンは、これまた例によって四日市のリサイクルパーツセンターで3、000円で購入しました。 アメリカンバイク等のハンドル部分にマウントするタイプのスクリーンです。 ハンドルマウント用のごっついステーも付属していましたが今回は使用しません。 結構傷がついていたので全体をコンパウンドで磨きました。
スクリーンに元々空いていた穴を利用するため、それにあわせて2mmのアルミ板で ステーを作成しました。最初にボール紙を適当に切ったり折り曲げたりして型紙を作っておき、 それを元にアルミ板をカット、曲げ加工をしていきます。写真では見えにくいですが 裏側に伸縮式カーテンレールの細い方をネジ止めしてあります。
ベースになる部分は可変長風防の壱型〜参型で使っていたものをそのまま流用してます。 ノーマルスクリーンを短く切断したものに伸縮式カーテンレールの太い方をネジ止めしたものです。 カーテンレールにはレールが目立たないようカーボン調のステッカーを貼っています。 スクリーン最大後退時に固定できるようラッチ(カギ)を取りつけてあります。 (写真奥の赤い部分)ミラーの取り付け方向の変更と各種照明用の配線を通すため 穴を開け直したので両端が穴だらけになってます。
ラッチ(カギ)部分の拡大です。写真はロックされた状態です。中央の赤いボタンを押すと解除されます。 本当はこの機構はスクリーンの裏側に設置したかったのですが、 スクリーンの裏側にはオーディオのコントロールパネルが付くので取り付ける事が出来ませんでした。
スライド用の金具をレールに取り付けたところです。写真奥の方のスライド金具に 舌のような形の出っ張りが見えますがこれはスクリーン後退時にラッチ(カギ)で 引っかかるようにするためのものです。1.0mmのアルミ板で作りました。
スライド金具の最大後退時の写真です。オレンジ色の部分を押し込んで引っかかるようになっています。 手前側のスライド金具には特にそのような機構は付いていません。
取りつけ完了後、運転席から見たところです。スライド用カーテンレールの後端部に アルミ板を加工して作ったカバーを取り付けました。
スクリーン最大後退時です。ラッチを押し込んでスクリーンがずり落ちないようになっているのが わかるかな?
取り付けるとこんな感じになります。写真はスクリーン最大前進時です。 ラッチ(カギ)部分が見えてしまうのでいずれカバーを取りつける予定でいます。
スライド用カーテンレールの先端部は以前は切り口がそのまま見えていたのですが ヤスリできれいに削っても結構鋭利で危険なためカバーを付けました。 材料は車のウォッシャー液が出る部分に被せるエアロ(?)カバーを使用しています。
スクリーン最大後退時です。今回はスライドレール両端にカバーを付けてスライド量が少なくなったのと スクリーン自体が小さくなったため以前(壱型〜参型)のような防風効果が期待できません。 防風効果を少しでも上げるため、スクリーンが若干上を向くようにアルミステーを設計したのですが やはりノーマルほどの防風効果は無いです。それでもあるのと無いのとではぜんぜん違いますけどね。 また解体屋でいいのがあったら交換しようかな?
スライドレール先端部の拡大写真。カバーにレールの先端部がはまり込むので カバーの一部を切り取ってあります。取り付けは両面テープです。