タカラトミーQトレインのNゲージ化

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走行動画Part1はこちら。
走行動画Part2はこちら。

タカラトミー製のQトレインです。 車両はBトレよりもさらに短いです。1両目にモーターとステアリング機構を搭載しており赤外線リモコンを使って線路が無いところでも自由に走行させることが出来ます。 2両目には電池(L1154×3個)を搭載し、1両目とは固定連結されています。Nゲージのレール上を走行させることが出来るのですが フランジが厚いのでポイントやクロスレールを通過する事が出来ません。と言う事で車輪をNゲージ用に交換してNゲージ化してみました。

マイクロエースのジャンクのトレーラー車から取り外した車輪です。ギアが付いており動力車と部品の共通化をしているようです。   
引っ張ると車輪が外れます。ギアの付いている軸を1ミリほどカットして反対側に移動します。
組み直したところです。ギアの位置を中心から少しずらしています。両端の尖った部分はヤスリで削り落としています。
動力車の裏面は写真の様に加工します。ステアリング機構の部分は全て削り取っています。 また駆動輪が左右に動かないよう小さくカットしたプラ板(白い部分)を貼り付けています。
台車は写真のように加工します。手元に余っていた西武用の台車を利用しています。台車の形状が全く違いますが御容赦ください。
加工した台車を接着剤で固定します。
底のカバーを取り付けたところです。ポイント通過時にカバーが接触しないよう紙ヤスリで薄く削っています。 またスカートの後ろの隙間に重りを詰め込んでいます。
バッテリー車(2両目)の裏側は写真の様に加工します。スイッチ以外の出っ張りは全て削り落としています。
加工した台車を接着剤で固定します。
パンタはこれまた手元に余っていた物を取り付けているので形状が実車とは異なります。
ノーマルのパンタ取付用に大きな穴が開いているのでプラ板で塞いであります。
3両目も裏側の突起を全て削り取って台車を接着剤で固定しています。作例では連結器を交換していますがノーマルのままでも良いと思います。
完成しました。車体は、なかなか精密に出来ているのでパンタを交換するだけで模型っぽくなります。
Qトレインは電池で走行するので他のNゲージの車両と同一の線路上を走行させることが出来ます。 残念ながら速度の調整が出来ません。動くか止まるかの2種類だけです。
側面その1。
側面その2。
R103スーパーミニカーブも問題無く通過します。