マイクロエース大物車 シキ800&シキ810 スーパーミニカーブ仕様

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走行動画「シキ800&810ミニカーブ仕様」はこちら。
走行動画「マイクロエース シキ800&810複線ドリフト」はこちら。

やはり車輪が沢山付いた大物車はメカヲタの心をがっちりと捉えます。中古屋で見つけた時には何も考えず即買いでした。(^^)   
説明書にはR280以上で使用し、対向車、架線柱、トンネル等に注意するよう記載されています。
しかし扱いが大変な車両です。トランスの上部が固定されていないので持ち上げると前後がダラーンと垂れ下がり 沢山ある台車やフレームがあっちこっちに向いてしまいます。ケースの中敷きもきつめなので車両の出し入れはさらに大変です。 シキ800(黒)、シキ810(青)共に中古で購入したのですがあちらこちらに破損や変形、欠品がありました。(泣)
フレームの周りの細いパイピングやハンドル、ステップ等なかなか精密に出来ています。
写真中央に踏み台のような物がありますが、このパーツがフレームの回転を妨げています。 普段取り扱う時やケースから出し入れする時にもここに無理な力がかかりやすいようで片側のパーツが変形し白化していました。
あまりに扱いにくいので踏み台を外してみました。ピンセットでつまんで上に持ち上げたらそのまま外すことが出来ました。 踏み台は前後に有るので2つとも外しています。シキ800も同じように外しました。(真似をする方は自己責任でお願いします。破損しても責任は持てません。)
踏み台を外したらなんとR103も走行出来るようになりました。しかし内側へのオーバーハングが凄いです。
踏み台があった部分です。
反対側です。箱のような物がありますがR103でも干渉はしていません。
カーブがこれだけきついとシキ単体でも転がり抵抗が結構あります。と言う事で機関車はトミックスのCタイプディーゼルの重連にしてみたのですが…。
3軸の機関車はR103を走れません。写真では分かりにくいですが機関車の真ん中の車輪を外して2軸にしています。 そのため駆動は1軸のみです。駆動輪を滑り止めのゴム付き車輪に交換しているので集電も悪いです。重連にして何とか走っていますがかなり厳しそうです。 機関車をもっと牽引力のあるものに交換したいのですがカーブがきついので良い車両がなかなか見つかりません。 良い機関車が見つかればR103の単線で運用は可能だと思いますが架線柱は必ず外側に設置しなければなりません。
R103とR140の複線ですれ違いが出来るのか検証してみました。写真の位置では問題は無いようです。
この位置ではわずかに接触します。
短い機関車ですが完全に接触します。と言う事でR103とR140の複線でのすれ違いは不可です。
次にR140とR177の複線ですれ違いが出来るのかを検証してみました。
この位置でも問題はありません。
拡大したところです。シキ同士のすれ違いは全く問題無いようです。
短めの機関車では問題無く、すれ違う事が出来ます。
機関車をDD13に交換してみました。ギリギリすれ違う事が出来ます。
拡大したところです。余裕が殆どありません。レールを正確に設置しないと接触してしまいます。 結論ですがレールだけの簡易レイアウトならば問題無く遊べますがカーブの内側に大きくはみ出すので架線柱や柵、トンネル等を作り込んだシーナリー付きのレイアウトでの運用は 厳しいかと思います。