Bトレインショーティー 近畿日本鉄道30000系 ビスタEX(エックス)スーパーミニカーブ仕様

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Bトレインショーティーとはバンダイから発売されている鉄道玩具です。 断面はNゲージのスケール通りで、車体長のみを短くしたショーティーと呼ばれるものです。 値段の割りに結構精密に出来ており、鉄道模型メーカーのKATOから専用の動力ユニットと台車が 発売されているので、足回りをそれらと交換するだけでNゲージの線路を走らせることが出来ます。 後に本家バンダイからも動力ユニットと台車が発売されるようになりました。 公式ホームページはこちらです。

Bトレインショーティーシリーズの近鉄30000系ビスタEXが発売されました。 発売当初はイベント会場での限定販売だったので入手をあきらめていたのですが後日、駅売りが開始されたので早速ゲトしてきました。 塗装も綺麗で各パーツの嵌め合いも良くなかなか良く出来ています。あ、あと先頭車の窓パーツを一部カットしないといけません。 説明書を見ないまま組んだら側板が浮いているのでアレッ?っと思って説明書を見たらカットしろとの指示が書いてありました。(^^)   
Bトレですので出来ればR103のスーパーミニカーブレールを通過できるようにしたいところです。 問題は2階建ての中間車です。側板が床下まで延びているので台車が首を振れません。KATO製の小さな台車でもダメです。 側板をカットできるように溝が彫ってあるのですがスタイルが崩れてしまうのであまりカットはしたくないところです。
バンダイのBトレ専用台車で台車レリーフを付けない状態だとR103でも通過できるので外から見える部分だけ台車レリーフを付けるように加工してみました。
斜めにカットしています。カットした部分は台車と同色に塗装しています。普段は、ほとんど見えませんが急カーブ通過時に外側から見ると切断面が見えてしまいます。
台車レリーフを取り付けたところです。
同上
同上
車体に取り付けるとこんな感じです。
台車の首を目いっぱい振らすとこんな感じです。
側面から見たところです。
R103も通過できるようになりました。
同上
R103通過時にカーブの内側から見たところです。内側から見た場合は問題は無いのですが…。
R103通過時にカーブの外側から見たところです。削った部分がちょっと見えてしまいますね。
同じくR103通過時、外側からです。拡大してみました。
角度を変えてみます。レイアウトだとカーブの外側から見ることが多いので気になる方にはお勧めできません。
直線で真横から見るとこんな感じです。真横からだと台車レリーフをカットしてもほとんど気にならないと思います。
編成全体です。後日、初代30000系も発売されるようなのでこちらも買いでしょう。
上の写真で改造は一応終わったのですがバンダイ製動力はスーパーミニカーブが苦手なようです。R103だと音が大きく車輪も滑ってまともに走行しません。 と言う事で先頭車の動力と台車をKATO製に交換しました。
ノーマルのスカートは4本ステーですが真ん中の2本をカットして台車に取り付けたカプラーが使えるようにしました。
スカートの内側がカプラーポケットと干渉するので若干削っています。
先頭部は写真のようになりました。台車と共にカプラーも動きますがスカートに干渉しません。R103も問題なく通過します。
編成全体です。先頭車の床下がスカスカなので床下機器を取り付けたいですね。走りは、やはり鉄道模型専門メーカーだけあって音も静かでスムーズです。 走行中の動画を撮影してみました。動画はこちら