富山地方鉄道 アルペン特急タイプ ライトのLED化&台車交換

以前作ったアルペン特急タイプですが動力の調子があまりにも悪いので交換することにしました。 動力はKATOの485系のジャンク品を入手する事ができたのでそれを使用する事にします。 アルペン特急は地鉄に移籍したときに台車を485系の廃車発生品であるDT32に交換しているので模型もより実車に近づきました。 また、ヘッドライトとテールライトをLEDで点灯出来るようにしてみました。

(写真をクリックすると拡大します。)

種車となったトミックスのレッドアローはヘッドライトのみ点灯する仕様でテールライトはレンズも付いていません。と言うことでテールライトのレンズを新たに作ることにしました。 レンズの材料は100円ショップ(CAN DO)で購入した光るオブジェの光ファイバーを使用します。
光ファイバーは細いのでそのままではレンズに使えません。先端に半田コテを近づけると溶けて丸くなるのでそれらしい大きさになるまで溶かします。 写真は車体の内側になる方です。光がたくさん入るように大きめにしています。先に内側部分を作り車体に0.7ミリの穴を開け、内側から光ファイバーを通した後に外側を溶かしてレンズを作製します。 溶けるとその分長さが縮むので何回か練習した方が良いかもしれません。
写真は動力無し先頭車です。車体にはテールライト用の穴開け以外の加工はしていません。ヘッドライトのレンズはノーマルのままですがテールライトの光が入りにくいように アルミテープで遮光しています。テールライトのレンズは少し長めに作っています。ビニール用やゴム系のボンドを使って固定します。
ライト基板から電球とダイオードを外してチップLEDを取り付けました。中心の二つが白色、両端二つが赤色です。回路についてはあまちゃん号を参考にして下さい。
赤の光がヘッドライトに回り込まないように赤色LEDの内側をサインペンで黒く塗っています。結構効果があります。
ライト基板をシャーシに取り付けたところです。
動力付き先頭車の動力はKATOの485系用を使用しますがそのままでは長すぎて車体に収まらないので動力ユニットの前側を5ミリほど切断しています。 切断したところにLEDライトを両面テープで貼り付けます。
こちらも赤色LEDをサインペンで黒く塗って遮光しています。
動力車の先頭部です。ライトの入るスペースが狭いのでテールライトレンズも短めです。
ヘッドライト用レンズもカットしています。内側全体をアルミテープで遮光しました。ちょっと汚いですが…。
ヘッドライトを点灯したところです。
テールライトを点灯したところです。ちょっと分かりにくいかな?
暗くするとこんな感じです。
動力無しの車体の台車もすべてKATO製に交換しました。台車の中心穴は4ミリドリルで拡大した後、そのドリルで少し擦ってちょっとだけ穴を大きくて台車がスムーズに回転するようにします。 集電シューの穴も2.5ミリのドリルで拡大するとトミックスの集電スプリングが取り付けられるようになります。
動力付き先頭車です。台車の形状は実車に近づいたのですが床下機器と色が合わないのでちょっと違和感があります。
動力付き先頭車、その2。
中間車です。台車を交換した以外は前回のままです。
中間車、その2。
動力無し先頭車です。こちらも台車を交換した以外は前回のままです。
動力無し先頭車、その2。
動力付き先頭車の裏側です。動力に元から付いていた床下機器型のカバーを取り外して以前作った鉄コレ製の床下機器を取り付けています。 モーター部分が丸く出っ張っていて床下機器の一部を斜めに削らなければならないので少し面倒でした。
反対側です。加工は少し手間がかかりますが動力が低くなったので窓から動力が見えなくなり室内灯も取り付け可能になりました。室内灯は、いずれ搭載する予定です。
3両編成全体です。